教授挨拶

- 山田浩之教授
- 岩手医科大学歯学部
口腔顎顔面再建学講座
口腔外科学分野
社会の要求に応える講座を目指して
本学の口腔外科学分野は、2012年4月に口腔外科学第一講座と口腔外科学第二講座が統合して水城春美教授と杉山芳樹教授の指導の下にスタートしました。その後、2016年4月1日付で私が当分野の教授を拝命しております。
本学は、岩手県で唯一の医歯薬総合大学であるため重篤な全身疾患を伴う患者に対する口腔管理はもちろんのこと、歯科医学的に困難な症例に対応することが多方面から期待されています。関連各科と緊密な連携を取りながら、高度な臨床的判断を要する難症例にもチャレンジする精神を堅持していきたいと考えております。臨床において最も大切なことは、患者さんを第一に考えることです。この基本方針を見失わない限り、臨床上生じる様々な問題にも適切に対応できるものと確信しています。
臨床、研究、教育、それぞれに課題が山積しておりますが、本学の発展に貢献すべく力を尽くしていきたいと思います。社会の要求を汲み取り、これに応えることこそが口腔外科の存在意義に繋がるものと考えております。そして、良き臨床医は良き研究者であるという理念を啓蒙し、医局員が好奇心や向上心を持続しながら、良い研究ができるよう支援していくつもりです。
このホームページをご覧の先生方には、今後何かとお力添えをいただくことがあるかと存じますが、尚一層のご指導ご鞭撻を賜りたく心よりお願い申し上げます。